昨年12月、京都・清水寺で2025年の「今年の漢字」は「熊」と発表された。 僕にとっては、「苦」が2025年の漢字と言える。体調不良や雑多な用事、心配事で心が折れ悩んだ。思えば、70年余りの僕の人生は悩みの連続であった。 デール・カーネギー…
書名:神様の定食屋 著者:中村颯希(なかむら さつき) 出版社:双葉社双葉文庫 出版年:2017年 神様と会話する。霊が主人公に乗り移る。一見、不気味な感じがする。読み進めると、心が温まり、お腹が空く物語なのだ。 定食屋(屋号は「てしおや」)を営ん…
志賀内泰弘(しがない やすひろ)さんの著書「明日は必ず虹が出る」(PHP研究所 2025年)は、著者の実体験を主に語られており説得力がある。 両親の介護、妻の介護、パワハラ被害、自身の重い病気など、苦労に苦労を重ねた経験を著者はお持ちである。 そ…
仕事や人生で乗り越えなくてはならない「壁」に遭遇することがある。どうしても乗り越えられない時はどうすべきか? 志賀内泰弘(しがない やすひろ)さんの著書「明日は必ず虹が出る」(PHP研究所 2025年)を拝読した。その中に「逃げたり死んだふりも時…
ワンキャリア役員を務める北野唯我(きたの ゆいが)さんの著書「天才を殺す凡人」(日本経済新聞出版社 2019年)を拝読した。 刺激的な書名の本であるが、内容は組織人の才能を類型化し、その才能間の関係性を明らかにしたものだ。才能を「創造性(天才)・…
佰食屋(ひゃくしょくや)を経営する中村朱美さんの著書「売上を減らそう。」(ライツ社 2019年)を拝読した。 佰食屋は、「1日100食しか売らない」「ランチタイムしか営業しない」飲食店だ。営業時間はわずか3時間半、午後2時30分には店じまい。国…
書名:ザ・ロイヤルファミリー 著者:早見和真(はやみ かずまさ) 出版社:新潮社 出版年:2019年 中央競馬を題材にした物語である。主人公は、馬主の秘書。税理士から転職した人だ。 この著書を原作とした日曜劇場のドラマを3回目くらいまで観て、ぜひ原…
楽天経営者、三木谷浩史さんの著書「成功のコンセプト」(幻冬舎文庫 2009年)を再読した。楽天市場の創設、業容拡大など、著者自身のご経験をふまえ、鋭い切り口で五つのコンセプトに章立てした著書である。 第1のコンセプト 「常に改善、常に前進」 第2…
妻から「床をそうじして」「お風呂をそうじして」などと頼まれる。そうじは、しんどい。僕は仕方なく歯を食いしばって、そうじをがんばる。こういう姿勢でせっかくそうじをしても、実はもったいないのである。そうじには心構えが大切だ。 志賀内泰弘(しがな…
10月11日土曜夜、テレビのスイッチを入れた。たまたまフジテレビで「TEPPENピアノ対決2025秋」を放送していた。途中から見たのだが、出場者のピアノ演奏に魅せられて最後まで見てしまった。ソロのピアノ演奏を鑑賞するのがこんなに楽しいとは…
ミャクミャクをマスコットにした万博は終盤を迎え、連日入場者数が20万人台で大盛況だ。僕が万博見学をした4月の入場者数は10万人前後だった。比較すると、入場者は2倍以上に増えている。 僕は一度行っただけで満足だったのだが、妻は先日、三度目の万…
2025年8月24日の東洋経済オンラインで、「デイサービス ラスベガス」というユニークな介護施設が紹介された。一般的な介護施設のイメージを覆し、カジノのような施設だ。関東、中部、九州地区で20か所展開しているらしい。 一般的なデイサービスで…
公認会計士の田中靖浩さんの著書「会計の世界史」(日本経済新聞出版社 2018年)を再読した。僕は経理の仕事から遠ざかってしまったが、今読んでも実におもしろいと感じる。簿記発祥の地、イタリアから始まり、オランダ、イギリス、アメリカへと続く500年…
2か月ほど前のことだが、口に水を含んだら、右側の歯全体がジーンとしみるようになった。どの歯がしみるのか、わからない。また、上下の歯がぶつかると、右側の歯全体がズキンと痛む。だが、どの歯が痛いのか、わからない。 奥歯は全部金属をかぶせている。…
書名:不祥事 著者:池井戸潤 出版社:講談社(講談社文庫) 出版年:2011年 銀行の不祥事を扱った8編からなる短編集です。短編ですが、ストーリーとしてつながった著作となっています。 あるメガバンクの事務部事務管理グループに属する調査役と部下の女子…
近畿大学の卒業式・入学式で著名人が語った励ましのスピーチを収録した「近大スピーチ」(Gakken 2025年)を拝読しました。 山中伸弥先生のスピーチ「塞翁が馬……だから人生は楽しい」では、ノーベル賞を受賞した偉大な研究者にも挫折があったことに驚…
水野敬也さんの著書「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」(文響社 2020年)を拝読しました。この著書は、ガネーシャのほかにも貧乏神など、神様・仏様が登場するコメディで、しっかりとしたストーリーで構成されています。 この著書を拝読して、「人に…
「高品質 低価格」と言われることがあります。この言葉をよくよく考えてみると、矛盾しています。品質の良いものを作ったら、その分コストが高くなり高価格になります。逆に、価格の安いものを作ろうとすると、品質が低下する恐れがあります。通常は、「高品…
書名:ある男 著者:平野啓一郎 出版社:文藝春秋(文春文庫) 出版年:2021年 「谷口大祐」という男が、ある田舎町に単身でやってきて、その町で就職し、その町の女性と結婚しました。その男は働き者で、良い夫であり、良い父親でした。そう長い年月ではな…
未来食堂の店主を務める小林せかいさんの著書「やりたいことがある人は未来食堂に来てください」(祥伝社 2017年)を拝読しました。著者は、東京工業大学理学部数学科を卒業後、IBM、クックパッドで6年半エンジニアとして勤めました。退職後、1年4か月…
「子連れ狼」の漫画原作などで活躍された小池一夫さんの著書「人生の結論」(朝日新書 2018年)を拝読しました。著者はこの著書が上梓された翌年、2019年にお亡くなりになっておられます。この著書は、著者が80年以上生きてきて実感としてわかった人生…
テレビプロデューサーなどを務めておられる佐久間宣行(さくま のぶゆき)さんの著書「佐久間宣行のずるい仕事術」(ダイヤモンド社 2022年)を拝読しました。書名の「ずるい」は、決して悪い意味ではありません。僕が超訳的に解釈すると、「心にちょっとだ…
書名:宙(そら)わたる教室 著者:伊与原新(いよはら しん) 出版社:文藝春秋 出版年:2023年 この著書を原作としたNHKドラマの後半部分を見て、ぜひ読んでみたいと思いました。まず妻がこのドラマのとりことなり、途中から僕もはまったわけです。 東…
書名:同志少女よ、敵を撃て 著者:逢坂冬馬(あいさか とうま) 出版社:早川書房 出版年:2021年 第二次世界大戦中、ソビエト連邦では女性の狙撃兵(スナイパー)が実在したのです。 この物語は、独ソ戦でナチス・ドイツがモスクワ攻略に失敗した頃から始…
デール・カーネギーの著作、「人を動かす」と「道は開ける」を、僕はたまに読み返すことがあります。今般、「人を動かす」を読み返してみて、カーネギーがこんな失敗談を書いているのかと、気づきました。以前は関心がなかったのか、忘れてしまったかのどち…
書名:クスノキの番人 著者:東野圭吾 出版社:実業之日本社 出版年:2020年 東野圭吾さんの著書を拝読するのは、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(感想文は2024年2月13日ブログ投稿)に続き2冊目です。前回拝読した著書と同様、一文一文が比較的短くて読みやすい本…
朝青龍関が横綱だった頃、千秋楽の夜、光栄なことに部屋のパーティに参加した思い出があります。廊下でばったり朝青龍関と出会って感激しました。まあ、「出会った」というだけのことですが。 パーティの途中、今場所をもって引退する数人の若い力士が舞台に…
40年くらい前のことですが、桂米朝一門の落語会を鑑賞しに行ったことがあります。まずはお弟子さん方の落語です。お弟子さんといってもベテランですし、噺がうまいので、楽しい時間を過ごすことができました。 最後に、米朝師匠が出演されました。演目は忘…
アゲハチョウの幼虫は、みかんやレモンなどの柑橘類の葉を好むそうです。 我が家には、盆栽程度の柚子の鉢植えがあります。アゲハチョウの親が柚子の鉢植えに飛来して、どうやら卵を生んだようです。その葉っぱを食べてアゲハチョウの幼虫が成長し、青虫にな…
野村克也さんの著書「『問いかけ』からすべてはじまる」(詩想社新書 2020年)によりますと、プロ野球選手になった新人には2つのタイプがいるとのことです。 一つは、アマチュア時代からなんとかプロ野球選手になりたいという夢をもってきたため、プロ入り…