学習塾経営者の刈野進(かりの しん)さんの著書「仕事の不安・悩みがなくなるロジカルシンキング」(あさ出版 2019年)および「10歳でもわかる問題解決の授業」(フォレスト出版 2017年)を拝読した。 これらの著書から、不安や悩みが尽きないのは、仕事や…
幸運にも、オグ・マンディーノ著「地上最強の商人」(日本経営合理化協会出版局 1996年)を図書館で借りることができた。400ページ強の本だが、新品の価格は1万円くらいする。本編と実践編の2部で構成されている。 本編は、「THE GREATEST …
僕は二十数年ぶりに、スペンサー・ジョンソン著「チーズはどこへ消えた?」(扶桑社 2000年)を再読した。この本は、変化に適応することの大切さを気づかせてくれる寓話だ。 寓話に登場するのは、二匹のネズミと二人の小人である。この四名が迷路に入ってチ…
広告会社勤務の加藤昌治さんの著書「考具(こうぐ)」(2003年)を拝読した。「考えるための道具」を著者は「考具」と呼ぶ。 情報収集の仕方、アイデアの出し方、広げ方、絞り方に関して、著書では21個の考具が紹介されている。なかには多少、高度な、ある…
多くの企業では、目標を定め、ノルマを決め、期限までにやりきるといったやり方を行なっている。それは、社員全員に目いっぱい頑張らせることを意図している。社員に余裕はない。 ワークマンの専務取締役を務めておられる土屋哲雄さんの著書「ワークマン式『…
株式会社北の達人コーポレーション創業者、木下勝寿(きのした かつひさ)さんの著書「売上最小化、利益最大化の法則」(ダイヤモンド社 2021年)を拝読した。この著書は、一言でいうと、売上ではなく利益を追求することの大切さを教えてくれる。 同社は有名で…
書名:片足で挑む(いどむ)山嶺(さんれい) 著者:桑村雅治(アルピニスト) 出版社:幻冬舎 出版年:2024年 著者は8歳のとき骨肉腫を患い、治療のため左足の大腿部の付け根近くから切断した。この本は、著者が片足で日本百名山の全登頂を目標とし、現在…
書名:くもをさがす 著者:西加奈子 出版社:河出書房新社 出版年:2023年 直木賞作家である著者は、結婚し子供ができてからカナダのバンクーバーに移住した。2021年、新型コロナウイルスのパンデミックのさなか、移住先で乳がんを発症した。この本は、…
科学的管理法というと、作業の動作を綿密に観察する、ストップウォッチで動作の時間を計測する、そういうイメージが持たれる。動作研究や時間研究を厳密に行うことは、科学的管理法のあり方として、半分正しい。 フレデリック・W・テイラー著「新訳 科学的…
昨年12月、京都・清水寺で2025年の「今年の漢字」は「熊」と発表された。 僕にとっては、「苦」が2025年の漢字と言える。体調不良や雑多な用事、心配事で心が折れ悩んだ。思えば、70年余りの僕の人生は悩みの連続であった。 デール・カーネギー…
書名:神様の定食屋 著者:中村颯希(なかむら さつき) 出版社:双葉社双葉文庫 出版年:2017年 神様と会話する。霊が主人公に乗り移る。一見、不気味な感じがする。読み進めると、心が温まり、お腹が空く物語なのだ。 定食屋(屋号は「てしおや」)を営ん…
志賀内泰弘(しがない やすひろ)さんの著書「明日は必ず虹が出る」(PHP研究所 2025年)は、著者の実体験を主に語られており説得力がある。 両親の介護、妻の介護、パワハラ被害、自身の重い病気など、苦労に苦労を重ねた経験を著者はお持ちである。 そ…
仕事や人生で乗り越えなくてはならない「壁」に遭遇することがある。どうしても乗り越えられない時はどうすべきか? 志賀内泰弘(しがない やすひろ)さんの著書「明日は必ず虹が出る」(PHP研究所 2025年)を拝読した。その中に「逃げたり死んだふりも時…
ワンキャリア役員を務める北野唯我(きたの ゆいが)さんの著書「天才を殺す凡人」(日本経済新聞出版社 2019年)を拝読した。 刺激的な書名の本であるが、内容は組織人の才能を類型化し、その才能間の関係性を明らかにしたものだ。才能を「創造性(天才)・…
佰食屋(ひゃくしょくや)を経営する中村朱美さんの著書「売上を減らそう。」(ライツ社 2019年)を拝読した。 佰食屋は、「1日100食しか売らない」「ランチタイムしか営業しない」飲食店だ。営業時間はわずか3時間半、午後2時30分には店じまい。国…
書名:ザ・ロイヤルファミリー 著者:早見和真(はやみ かずまさ) 出版社:新潮社 出版年:2019年 中央競馬を題材にした物語である。主人公は、馬主の秘書。税理士から転職した人だ。 この著書を原作とした日曜劇場のドラマを3回目くらいまで観て、ぜひ原…
楽天経営者、三木谷浩史さんの著書「成功のコンセプト」(幻冬舎文庫 2009年)を再読した。楽天市場の創設、業容拡大など、著者自身のご経験をふまえ、鋭い切り口で五つのコンセプトに章立てした著書である。 第1のコンセプト 「常に改善、常に前進」 第2…
妻から「床をそうじして」「お風呂をそうじして」などと頼まれる。そうじは、しんどい。僕は仕方なく歯を食いしばって、そうじをがんばる。こういう姿勢でせっかくそうじをしても、実はもったいないのである。そうじには心構えが大切だ。 志賀内泰弘(しがな…
10月11日土曜夜、テレビのスイッチを入れた。たまたまフジテレビで「TEPPENピアノ対決2025秋」を放送していた。途中から見たのだが、出場者のピアノ演奏に魅せられて最後まで見てしまった。ソロのピアノ演奏を鑑賞するのがこんなに楽しいとは…
ミャクミャクをマスコットにした万博は終盤を迎え、連日入場者数が20万人台で大盛況だ。僕が万博見学をした4月の入場者数は10万人前後だった。比較すると、入場者は2倍以上に増えている。 僕は一度行っただけで満足だったのだが、妻は先日、三度目の万…
2025年8月24日の東洋経済オンラインで、「デイサービス ラスベガス」というユニークな介護施設が紹介された。一般的な介護施設のイメージを覆し、カジノのような施設だ。関東、中部、九州地区で20か所展開しているらしい。 一般的なデイサービスで…
公認会計士の田中靖浩さんの著書「会計の世界史」(日本経済新聞出版社 2018年)を再読した。僕は経理の仕事から遠ざかってしまったが、今読んでも実におもしろいと感じる。簿記発祥の地、イタリアから始まり、オランダ、イギリス、アメリカへと続く500年…
2か月ほど前のことだが、口に水を含んだら、右側の歯全体がジーンとしみるようになった。どの歯がしみるのか、わからない。また、上下の歯がぶつかると、右側の歯全体がズキンと痛む。だが、どの歯が痛いのか、わからない。 奥歯は全部金属をかぶせている。…
書名:不祥事 著者:池井戸潤 出版社:講談社(講談社文庫) 出版年:2011年 銀行の不祥事を扱った8編からなる短編集です。短編ですが、ストーリーとしてつながった著作となっています。 あるメガバンクの事務部事務管理グループに属する調査役と部下の女子…
近畿大学の卒業式・入学式で著名人が語った励ましのスピーチを収録した「近大スピーチ」(Gakken 2025年)を拝読しました。 山中伸弥先生のスピーチ「塞翁が馬……だから人生は楽しい」では、ノーベル賞を受賞した偉大な研究者にも挫折があったことに驚…
水野敬也さんの著書「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」(文響社 2020年)を拝読しました。この著書は、ガネーシャのほかにも貧乏神など、神様・仏様が登場するコメディで、しっかりとしたストーリーで構成されています。 この著書を拝読して、「人に…
「高品質 低価格」と言われることがあります。この言葉をよくよく考えてみると、矛盾しています。品質の良いものを作ったら、その分コストが高くなり高価格になります。逆に、価格の安いものを作ろうとすると、品質が低下する恐れがあります。通常は、「高品…
書名:ある男 著者:平野啓一郎 出版社:文藝春秋(文春文庫) 出版年:2021年 「谷口大祐」という男が、ある田舎町に単身でやってきて、その町で就職し、その町の女性と結婚しました。その男は働き者で、良い夫であり、良い父親でした。そう長い年月ではな…
未来食堂の店主を務める小林せかいさんの著書「やりたいことがある人は未来食堂に来てください」(祥伝社 2017年)を拝読しました。著者は、東京工業大学理学部数学科を卒業後、IBM、クックパッドで6年半エンジニアとして勤めました。退職後、1年4か月…
「子連れ狼」の漫画原作などで活躍された小池一夫さんの著書「人生の結論」(朝日新書 2018年)を拝読しました。著者はこの著書が上梓された翌年、2019年にお亡くなりになっておられます。この著書は、著者が80年以上生きてきて実感としてわかった人生…