仕事力

心に響く自己啓発

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

失敗を糧にする

吉野家元会長の阿部修仁(あべ しゅうじ)さんと経済学者の伊藤元重さんとの対談が記された「吉野家の経済学」(日経ビジネス人文庫 2002年)を拝読しました。 もともと個人商店であった吉野家は、「うまい、安い、早い」を店の特徴にして、全国に200店舗…

「鹿男あをによし」を読んで

書名:鹿男(しかおとこ)あをによし 著者:万城目学(まきめ まなぶ) 出版社:幻冬舎文庫 出版年:2010年 主人公は、東京の大学院研究室に所属する男性研究員です。ちょっとしたトラブルを起こしたこともあり、気分転換のため奈良の女子高の理科教師をやっ…

自然にやる気を起こすには

やる気が起こらなくて、仕事や自己啓発が進まないといったことはないでしょうか。 心理学や哲学で有名なウィリアム・ジェイムズさんの言葉は、やる気を引き出すヒントになります。著書「ウィリアム・ジェイムズ著作集・1 心理学について」(日本教文社 1960…

「割れた窓」を放置しない

「壊れ窓理論の経営学」(マイケル・レヴィン著 光文社 2006年)を拝読しました。壊れ窓理論は「割れ窓理論」とも翻訳されます。割れた1枚の窓が修理されずに放置されていたら、誰も注意を払っていないとみなされ、建物の残りの窓も近々に割られてしまうと…

「三つの鏡」を持つことが望ましい

湯浅邦弘著「貞観政要(じょうがんせいよう)」(角川ソフィア文庫 2017年)および出口治明著「座右の書『貞観政要』」(KADOKAWA 2017年)を拝読しました。貞観政要は、唐の第2代皇帝、太宗(たいそう)の言行録です。 太宗は三つの鏡を持って善政…