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社会保険労務士試験は独学で合格できるでしょうか?

僕は、市販の本を活用して、独学で社会保険労務士試験に合格しました。時間的に余裕がなかったので、通学講座や通信教育は受けませんでした。ただし、不合格になったら、あきらめるという選択肢も心の中に持っていました。

社会保険労務士試験は、次の理由により独学でも十分挑戦できます。

  1. 社会保険労務士の試験対策図書がさまざま市販されています。試験範囲を網羅した本だけではなく、試験科目を横断的にまとめた本、問題集など各種のものが出版されています。ですから、独学のスタイルにもマッチした本があります。

  2. 社会保険労務士試験には選択式と択一式の2種類の試験がありますが、すべてマークシートで解答するようになっています。文章の書き方を添削してもらうようなことが必要ありませんので、独学でも対応しやすいです。

  3. 次に述べるような「独学のコツ」を念頭に置いて、計画を立て、勉強を実行し、進捗管理を行えば、受験できる実力を身につけることができます。

 

「独学のコツ」

  1. 試験範囲のすべてを完璧にやり遂げようとするのは、ボリュームが多すぎて、現実的ではありません。パレートの法則で発想することです。80対20の法則などとも言いますよね。満点狙いの勉強方法は逆効果です。うろ覚えでは得点できません。覚えると判断した論点は完璧にして、合格点を狙うのです。割り切りが肝心です。
  2. 過去問は、形を変え、表現を変え、再度出題される可能性があります。過去問を問題練習と捉えるだけではなく、研究対象と捉えて勉強すべきです。重要な論点は何度でも出題されるのではないでしょうか。

  3. もう一つ大切なことは、各科目をまんべんなく勉強すること、言い換えると苦手科目を作らないことです。なぜなら、社会保険労務士試験は、選択式と択一式の試験、それぞれの科目ごとに合格の基準点もあるからです。合計点数あるいは各科目の点数のどこかで、一つでも合格ラインをクリアできなければ、不合格となってしまいます。

 

最後に、そもそも受験資格をクリアしていることが必要ですから、試験機関のサイトなどでご確認ください。

 

coco02hibi9.hateblo.jp