仕事力

心に響く自己啓発

社内通達は、どのように書けばいいのでしょうか?

社内通達を作成する仕事は、自分が会社全体を動かす醍醐味(だいごみ)が味わえます。

しかし、文書のみで受信者に伝えるのは、ノンバーバルコミュニケーションに頼れないため、簡単ではないと言えます。

社内通達を作成する要点としては次の3点だと、僕は考えています。

1.正確であること

  とくに、数字や年月日は要注意です。

2.簡潔であること

  文字どおり忙しい「ビジネスマン」に読んでもらうためです。

3.わかりやすいこと

  初めて通達を作成する社員に、次の3点を守るように僕は指導しています。

 

【わかりやすく書く要点】

  1. 一言で何をお願いしたいのかを伝えられるようにしておくこと
  2. 主語は、受信者に統一すること*1
  3. 社内で通じる用語を使用し、かつ用語を統一して使用すること*2

通達作成は国語のスキルですが、通達で用いる語句は数学の記号のように、誰が読んでも誤解がないようにします。

僕の先輩方も初めて通達を作成したときは、苦労したそうです。僕ももちろん、涙を流すくらい苦闘しました。

社内通達を作成して各部署に発送できたら、達成感はすごいですよ。

*1:日本語は主語を省略することがあります。初心者の文章は所々、省略された主語が送信者になったりするので、注意します。

*2:「及び」や「並びに」、「又は」や「若しくは」、「など」や「等」の使い方などについて、会社でルールを定めている場合は、それに従いましょう。