仕事力

心に響く自己啓発

「ジョハリの窓」とは、何でしょうか?

ジョセフ・ルフトさんとハリー・インガムさんが考案した「ジョハリの窓」は、自分の強み・弱みなどの自己分析・自己認識に役立ちます。

図の四つの窓を説明します。

A(開放の窓)自分にも他人にもわかっている自己の側面

B(盲点の窓)自分はわかっていないが、他人はわかっている自己の側面

C(秘密の窓)自分はわかっているが、他人はわかっていない自己の側面

D(未知の窓)自分にも他人にもわかっていない自己の側面

ジョハリの窓

開放の窓を広げていくことが望ましいと言われています。つまり、自分自身をよく知ることと、自分自身を部下など他の人に開示することを心がけることです。

私事ですが、数十人の聴衆の前でプレゼンテーションを行った時のことです。

僕は人前で話すことに苦手意識を持っていたので、緊張して足がガタガタ震えていました。覚悟を決め、下手でいいから自分をさらけ出して発表しようと臨みました。

プレゼンテーションを終えると、聞いていただいた人から「プレゼンの経験が相当長いのですか」「だいぶ話す内容を練られたのですか」「話すスピードが速くなくて、ちょうどいい。わかりやすかった」というようなことを尋ねられました。

僕は、人前で話すことが弱みではなく、むしろ強みになるのではないかと気づきました。まさに開放の窓が広がった瞬間でした。