仕事力

心に響く自己啓発

仕事は楽しいですか?

ヤクルト・スワローズで活躍された宮本慎也さんはこう述べられました。

好きで始めた野球だけど、プロに入った瞬間に野球が仕事になった。最近は「楽しみたい」と言うけど、僕は野球を楽しむなんてできない。仕事として19年間、向き合ってきたことが誇りという思いはあります。

仕事は、成果を出さないといけないし、基本的に失敗してはいけないから、遊びのように楽しむことはできないでしょう。

野球に限らず、スポーツ選手がインタビューで「楽しんできます」などと語るのをよく耳にします。その「楽しむ」は、緊張感をほぐし、できるだけリラックスするための言葉ではないでしょうか。

 

デザイナーの佐藤オオキさんは、著書「問題解決ラボ」(日経ビジネス人文庫 2020年)の中で、「趣味として何かを作るのは楽しいけれど、仕事は本質的に違う」ことを述べておられます。

結論を言うと、仕事はつらいもの。その成功によって「楽しみ」を得られるとは限らず、努力した「プロセス」を後から振り返って感じることができるものなのかもしれません。

「デザイナー」のようなかっこいいお仕事でも、つらく感じるのですね。楽しみは、仕事をやり遂げたあとから湧き上がってくるようですね。

 

僕は、仕事を達成した時や人から褒められた時に、「ああ、良かった」と感じます。

きついお風呂掃除をしたあとの達成感、清々しさ。自画自賛しています。そのくらい、やって当たり前のことと、妻には褒めてもらえないけれども。

 

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