100%のがんばりというのは、果たして適切な生き方なのでしょうか。
一生懸命がんばる姿を見て人は、美しいと感じることがありましょう。また、応援したくなる気分になることもあるでしょう。
しかしながら、目一杯がんばる姿に接して、息苦しくなることもあります。プレッシャーがかかることもあります。
あるスポーツ選手が調子やパフォーマンスを大会本番に向けてピークに持っていこうとしましたが、トレーニングをやりすぎて体調を崩したという話を聞いたことがあります。また、100%の成果を求めすぎると、精神的に多大な負担になることもあります。
斎藤茂太さんは、著書「なぜか人に好かれる人の共通点」(PHP文庫 2004年)の中で次のように述べています。
私の持論は、
「人生、80パーセントで生きよう」
である。
肉体的にも精神的にも80%で生きていると、余裕が感じられ、そのような人に会えば、くつろぐことができるそうです。
僕は「熱意」という言葉が好きです。だけど、いつも100%全開というのはしんどくなります。8割のがんばりであれば、自分自身も心の余裕を保つことができ、他者にも心地よさを感じてもらえるのではないでしょうか。8割のがんばりを継続すると、長い目で見れば、より良い結果を生み出せるのではないでしょうか。
斎藤さんは、高齢者であれば6割でも十分ではないかとおっしゃっています。僕は8割、いや6割の心構えでがんばりを継続できたらと思っています。