仕事力

心に響く自己啓発

自然にやる気を起こすには

やる気が起こらなくて、仕事や自己啓発が進まないといったことはないでしょうか。

心理学や哲学で有名なウィリアム・ジェイムズさんの言葉は、やる気を引き出すヒントになります。著書「ウィリアム・ジェイムズ著作集・1 心理学について」(日本教文社 1960年)に、こう記されています。

実は行動と感情とは一緒に相ともなって表れるものなのであります。そして感情は意志の直接的統制をあまり受けないのでありますが、行動は意志の直接的統制を受けることが多いので、行動に規制を加えることによって、我々は間接的に感情を規制してゆくことができるのであります。

つまり、意志と行動と感情の関係が説明されています。「やる気」のような感情は、意志によってコントロールすることができません。けれども、行動と感情は、相ともなって表れるものです。意志によってコントロール可能な「行動」を起こすことによって、間接的にやる気をコントロールできるとおっしゃっているのです。

だから、やる気が起こらないときは、まず行動を起こしてみることが基本だと言えます。

しかしながら、その行動を起こす取っかかりすら見出だせない場合は、どうすれば良いでしょうか。

メンタルコーチの大平信孝さんの著書「やる気に頼らず『すぐやる人』になる37のコツ」(かんき出版 2021年)を拝読し、行動を起こすコツをいくつか見つけました。

1 試しに10秒だけ動いてみる

10秒動くだけなら、何とかできるでしょう。たとえば、今やるべき仕事内容をメモするとか、外出しなければならないなら服を着替えるとかです。

2 前の日にちょっとだけ着手したり準備したりしておく

そうしておけば、翌日に行動しようとするハードルが下がります。また、新たなアイデアを思いつくかもしれません。

3 毎日の終わりに、明日やるべき行動やスケジュールをメモしておく

上述の二つのコツと部分的に重複しますが、毎日の終わりにメモしておくと、明日のイメージを描けて行動に着手しやすいでしょう。

頭の中で思い悩むのではなく、手を動かす、身体を動かすことによって自然にやる気が起こりやすくなると言えるでしょう。。