志賀内泰弘(しがない やすひろ)さんの著書「明日は必ず虹が出る」(PHP研究所 2025年)は、著者の実体験を主に語られており説得力がある。
両親の介護、妻の介護、パワハラ被害、自身の重い病気など、苦労に苦労を重ねた経験を著者はお持ちである。
そうした厳しい境遇の中で、悪意のない「がんばれ」「大丈夫」という言葉に著者は幾度も傷つけられた。「これ以上がんばれ!」「どこが大丈夫?」と言うのか。ただ愚痴を聞いてくれるだけで救われるのに。
ところが、自身もまた、善意に投げかけた言葉で他人を傷つけてしまったと反省されている。
人に傷つけ、人から傷つけられ、その経験と反省から、人は「思いやり」を学ぶのだと述べておられる。
「思いやりのある人」は、「心がハンサムな人」だ。
もう一つ、心をハンサムにするのに忘れてはならないことがある。それは
・他人に多くを期待しないこと
・他人を許すこと
このように思考すると、おのずから他人に対する怒りの感情がおさまる。
僕も人生経験から同感だ。そのとおりだと思う。思いやりと人を許す習慣によって、「心がハンサムな人」になれるのではないだろうか。