仕事力

心に響く自己啓発

ビジネスマネジャー検定の教科書は自習の友になる

僕は15年くらい前、企業経営に関するセミナーを聴講して「SWOT分析(スウォット分析)」という経営手法を学んだ。この分析は、企業の内部要因と外部環境をマトリックスに表示して、経営の意思決定に用いるフレームワークだ。

内部要因には、その企業の「強み」と「弱み」がある。外部環境には、その企業にとって「機会」と「脅威」がある。「機会」と捉えられる市場に、自社の「強み」と言える経営資源を投入すれば、事業が成功する確率が高くなる。

実は、そういう分析手法の存在を僕は知らなかった。目からウロコである。時代遅れもはなはだしい。僕は浦島太郎と同様だと、反省した。

あるとき書店で、「ビジネスマネジャー検定」の公式テキストを目にした。本をパラパラめくると、企業経営全体について広く浅く網羅されており、SWOT分析をはじめとするフレームワークも掲載されている。

この検定は、東京商工会議所が主催して実施されている。合格率はまあまあ高く、難関試験ではない。難関と言われる中小企業診断士試験をやさしくしたような内容とも言える。主な受験対象は、部長・課長・係長などの中間管理職である。僕の私見だが、経営者や一般社員が勉強しても、体系的な経営知識が身についていいと思う。

僕は第6回(2017年)の検定試験に挑戦し、無事合格した。「公式テキストに準拠した要点をまとめた本」を読んで基本となる知識を習得した。また、過去問題集を1冊買い込み、応用問題に備えた。長文問題も出題されるが、過去問題を解いて解答のコツをつかめば難しいことはない。

ただ、検定に合格したからと言って、これまで何のメリットもなかった。簿記検定や社会保険労務士、それに普通自動車免許は、就職などで大いに役立った。ビジネスマネジャー検定は本当に参考程度だ。

しかし、試験勉強に使用した教科書は、今も僕の座右書の一つになっている。僕の自習を案内してくれる友なのだ。経営や自己啓発など多岐にわたり、主に読書により自習を継続しており、ときどき教科書を読み返している。

もし、マネジメントにご興味があれば、公式テキストなどをご一読されたらいかがでしょうか。新たな発見があるかもしれません。