仕事力

心に響く自己啓発

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

価格の不思議

経済学者、吉本佳生さんの著書「スタバではグランデを買え!」(ダイヤモンド社 2007年)を拝読しました。2007年の本なので情報は古いですが、なるほどと感心することが多い経済書です。 当時のスターバックス(通称スタバ)では、ショートサイズ(24…

「労働Gメンが来る!」を読んで

書名:労働Gメンが来る! 著者:上野歩 出版社:光文社文庫 出版年:2021年 題名の労働Gメンというのは、労働基準監督官のことを指しています。この著書は、銀行を退職後、新任で労基署に入職した女性労働基準監督官の約1年間の物語です。労基署における…

「白村江」を読んで

書名:白村江 著者:荒山徹 出版社:PHP文芸文庫 出版年:2020年 白村江の戦いは西暦668年に起こりました。倭国が旧百済勢力による百済再興を支援するために大軍を派遣したが、唐・新羅連合軍に大敗したとされています。 この著書は、白村江の戦いが勃…

事前準備はするが、取り越し苦労はしない

事前準備と取り越し苦労は、似て非なるものです。 角川国語辞典によりますと、取り越し苦労とは「将来のことについて、よけいな心配をすること」と記されています。状況確認が不十分なのに「こんな問題が起きたらどうしよう、失敗したらどうしよう」と取り越…

飲食店における「車の両輪」

南インド料理店の総料理長、稲田俊輔さんの著書「お客さん物語」(新潮新書 2023年)を拝読しました。 著者は、料理人であると同時に、他店で楽しむこともモットーにしておられます。ある繁盛している創作居酒屋を訪れました。 しかし、さほど美味しい料理で…