仕事力

心に響く自己啓発

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

どのように謝るか?

経営コンサルタントの堀紘一さんは、著書「突破力!」(PHPビジネス新書 2006年)の中で、「営業マンが取引先の社長の名刺をその会社の前で落としてしまい、それを見た社長に激怒された」というピンチに遭遇した場合の対処法を述べています。 営業として…

「あおいくま」とは?

PHPが編集した「『笑い』がいい人生をつくる」(PHP研究所 2018年)という本に、ものまねタレントのコロッケさんへのインタビュー記事がありました。 彼はお母さんから、「あおいくま」を教わり口癖になっていたそうです。これは、「あせるな」「おこ…

組織の不思議? 2:6:2の法則

2:6:2の法則とは、一定の組織の中で、貢献度やパフォーマンスが高い人々が2割、中くらいの人々が6割、これらが低い人々が2割の割合で存在するという経験則です。 この法則が不思議なのは、仮に上位の2割だけを抜き出して新しい組織を作っても、その…

「銀二貫」を読んで

書名:銀二貫 著者:髙田郁(たかだ かおる) 出版社:幻冬舎時代小説文庫 出版年:2010年 この本は、江戸時代の大坂を舞台としてビジネスと恋愛を描いた作品です。物語は、大坂天満の寒天問屋の店主が、天満宮再建のための大金、銀二貫を寄進しに行く途上か…

フランク・ベトガーはどうやって熱意の人に変身したか?

フランク・ベトガーさんは、もともと神経質でものおじするタイプの人でした。彼の著書「私はどうして販売外交に成功したか」(ダイヤモンド社 1964年)の第1章「自分の仕事に情熱をもて」に、彼が熱意の人に変身できた経緯が詳しく記されています。 彼はア…

左遷されても、へこまない

元東レの佐々木常夫さんは、障害や重病、自殺未遂といった家庭問題に遭遇しながら、東レ経営研究所社長に就任されたビジネスマンです。 著書「完全版ビッグツリー」(WAVE出版 2012年)によると、佐々木さんは同期トップで東レの取締役に就任したのに、…

理想と現実のギャップを埋めるには?

6月2日に女優の秋野暢子さんが、先月19日にご逝去された上岡龍太郎さんの追悼に関するブログを投稿されました。 秋野さんは、上岡さんのことを大好きな人、尊敬する人と述べられ、教訓となるエピソードをブログに記されています。上岡さんと共演された番…

コインの裏側に着目する

僕が新卒で入社した頃、タバコをたしなむ人がマジョリティでした。自席の机には当たり前のように灰皿が置かれていました。社内研修に出席したらテーブルには、やはり当たり前のように灰皿が一人分ずつ並べられていました。 年月を経て今では、原則として喫煙…