仕事力

心に響く自己啓発

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

正しい手順でも見直しが必要なことがある

大山泰弘さんは、知的障害者を全従業員の7割以上雇用している日本理化学工業*1の経営者でした。同社はチョークを製造する会社です。彼の著書「利他のすすめ」(WAVE出版 2011年)を拝読して、知的障害者を主力とする工場をつくることを決意され、多くの…

「働く」幸せとは?

以前仕事で、日本で活躍しておられる中国人の経営者とお会いした際、その方は「労働」の「働」を見て、「中国にはない字が日本にはあるのですね」とおっしゃいました。 大山泰弘さんは、知的障害者を全従業員の7割以上雇用している日本理化学工業*1の経営者…

フラットな目線とは?

サッカー選手の長谷部誠さんは著書「心を整える」(幻冬舎文庫 2014年)で、常に「フラットな目線」を保つべきだと述べています。 「フラットな目線」とは、「上から目線」でもなく「下から目線」でもありません。相手と対等な関係にあるコミュニケーション…

中庸が大切か?

僧侶の浦上哲也(うらかみ てつや)さんは、著書「てきとう和尚が説くこの世の歩き方」(PHP研究所 2022年)で「適当」に生きてはどうかと問うていらっしゃいます。 「適当」を辞書で引くと、次のように記されています。 ① ある状態や目的などに、ほどよ…

転職とは軽々しいものではない

昨年、プロ野球日本シリーズが終わった時、僕たち夫婦はテレビでオリックス・バッファローズの強打者、吉田正尚選手がメジャーリーグに行くとの報に接しました。 妻は「オリックスで大活躍しているのだから、ずっとオリックスにいたらいいのに」と言いました…

従業員を「人」として大切にする

ハワード・シュルツさんは、世界的なコーヒーショップチェーン、スターバックスを成長発展させた実業家です。 シュルツは、著書「スターバックス成功物語」(日経BP社 1998年)で次のように語っています。 父は1988年1月に肺癌で亡くなったが、このと…

資格試験の意義とは?

僕自身がチャレンジした中でいちばん難関の資格試験は、社会保険労務士でした。資格試験は、合格すれば天国、不合格であれば地獄、まさに成果主義の世界であると思っておりました。 午前中の試験が終わり、午後の試験に臨もうとする直前、午前の試験でのうっ…

トイレもきれいに

トイレを掃除しようとか、清潔にしようとかという話は、数々の本で語られています。 自動車ディーラーの経営者、カール・スウェルも、その一人です。彼は、「一回のお客を一生の顧客にする方法」(ダイヤモンド社 2004年)という著書で 「トイレをきれいにし…