2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧
ジョセフ・ルフトさんとハリー・インガムさんが考案した「ジョハリの窓」は、自分の強み・弱みなどの自己分析・自己認識に役立ちます。 図の四つの窓を説明します。 A(開放の窓)自分にも他人にもわかっている自己の側面 B(盲点の窓)自分はわかっていな…
ストレスになる要因のことを「ストレッサー」と言います。 カナダの生理学者ハンス・セリエさんは、同じストレッサー(ストレス要因)でも、強さの程度や人によって良いストレスにも悪いストレスにもなり得ると考えました。 もちろん、常に良いストレスとな…
スティーブン・R・コヴィーさんは、「7つの習慣:成功には原則があった!」(キングベアー出版 2009年)*1という著書の中で「緊急ではないが重要なこと」のための時間を増やすことが大切だと述べています。 というのは、「緊急ではないが重要なこと」には、…
スティーブン・R・コヴィーさんの著書「7つの習慣:成功には原則があった!」(キングベアー出版 2009年)*1に「第7の習慣 刃を研ぐ」があります。 この習慣の説明に当たり、木こりの寓話が記されています。概略は次のとおりです。 山中で旅人が木こりに出…
サラリーマン時代にお仕えした上司が、ゴルフについてこう語っていました。 1ラウンド、グロス100以上のスコアでは何事にも努力が足りない。90以下のスコアでは遊び過ぎで仕事をやっていないと(ご見解はさまざまだと思いますが)。 だいぶ以前、僕は…
三木谷浩史さんは、著書「成功のコンセプト」(幻冬舎 2007年)の中で、次のように述べられています。 改善という言葉についた手垢に惑わされてはいけない。 1.01の365乗はいくつになるか計算してみるといい。1日1%のわずかな改善であっても、1年…
マルコム・グラッドウェルさんは、著書「天才! 成功する人々の法則」(講談社 2009年)にて「1万時間の法則」を提唱しています。 この法則は、ある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、1万時間もの練習や学習が必要だというものです。1万時間の…
漆原直行さんの著書「ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない」(マイナビ新書 2012年)を読みました。 この本では、ビジネス書とは何かについて、はっきりした定義付けをされていません。ただし、ビジネス、経営、経済、ビジネス資格、その他ビジネスパ…
コミュニケーションの方法には、「バーバルコミュニケーション」と「ノンバーバルコミュニケーション」の二つがあります。バーバルコミュニケーションは、言葉のみによって自分の考えや情報を相手に伝える方法です。これに対し、ノンバーバルコミュニケーシ…
2015年9月12日の「ダイヤモンドオンライン 小宮一慶の週末経営塾」の記事によると、成功した経営者の特徴の一つとして「せっかち」であることを、小宮さんは述べておられます。 成功する経営者の中でも飛び抜けて上等な人は、内心はせっかちなのですが、それ…
臼井由妃さんは「やりたいことを全部やる! 言葉術」 日経ビジネス人文庫 2020年)の中で、「仮に」と前置きして提案することについて 交渉の場で膠着状態に陥ったとき、空気を変え一気に決める、有効な策 と述べておられます。 中村信仁さんは、「営業の魔…
先方が「検討します」と言ったとき、先方はまだ肯定も否定もしていません。ただし、「今は決断しない」ことを、先方は決断したことになります。また、暗に「お断り」をほのめかすために、「検討します」を言う場合もありましょう。 当方としては、「今、決断…
イエス・バット話法とは、先方の意見をいったん「イエス」と肯定してから、「バット」と当方の意見(反論)を返す話法のことです。つまり、先方の意見を受け入れるという「クッション」をはさんでから、反論を述べる話法です。 いくらクッションをはさんでも…
スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣:成功には原則があった!」(キングベアー出版 2009年)*1の中に記されている「理解してから理解される」という習慣を念頭において、僕は交渉事に当たってきました。つまり、まず聴くことです。 当方からオファーを…
ひろゆき著「1%の努力」(ダイヤモンド社 2020年)を読ませていただきました。 「1%の努力」を読んだ当初、おもしろい本なのですが、僕にとっては「0%の成果」かなあと思ってしまいました。 というのは、著者と僕は生き方の根底が違いすぎて、このブロ…
元国税局調査官の大村大次郎さんは「決算書は3項目だけ読めばいい」(PHP新書 2020.9.29)という本で、税務署目線での決算書を読み解く方法を解説していらっしゃいます。税務署の目線とは、「素早く決算書の内容を読む」「本当に儲かっている企業を探す…
研修講師でいらっしゃる齋藤正明さんは「『自己啓発』は私を啓発しない」(マイナビ新書 2013年)という本で、「自己啓発」の限界を述べられています。 自己啓発セミナーや高額教材に600万円以上つぎ込んだ著者が、自己啓発にハマった日々を振り返ってお…
沢渡あまねさんは、「職場の問題地図」(技術評論社 2016年)の中で、「手戻りが発生する原因」としてつぎの四つをあげておられます。 ①いきなり100点をとろうとする ②状況の変化に対応できていない ③仕事のやり方や品質がバラバラ ④レスや判断が遅い 学…
古い名著ですが、小林茂著「ソニーは人を生かす」(日本経営出版会 1965年)の中に、社員食堂における代金の精算問題があります。 代金の精算に時間がかかっていることが原因で、昼休みの社員食堂が非常に混んで行列ができる。そのため、本来の休み時間が短…
ヒューマンエラーの防止に関して、「ハインリッヒの法則」が提唱されています。 どういう法則かと言いますと、1件の重大な事故の陰で29件の軽微な事故が発生している。さらにその陰で「ヒヤリハット」と呼ばれる小さな異常が300件も発生しているという…
丹羽宇一郎さんは、「仕事と心の流儀」(講談社現代新書 2019年)の中で、仕事には「見える報酬」と「見えざる報酬」の二つがあることを述べられています。 「見える報酬」とは給料です。働く者にとって給料はとても重要です。仕事の対価として、きちんと支…
先日、歯の詰め物が外れたため、2年前まで通っていた歯科医院さんに電話をかけました。 今なら空いていますとのことで、すぐに歯科医院を訪れました。 助手さんの見立てでは、おそらく詰め直せますとのこと。2年のブランクがあるため、歯全体のレントゲン…
ムーギー・キム著「最強の働き方」(東洋経済新報社 2016年)は、一流の働き方の心得を約380ページに渡って述べられた著作です。 しかし、第1章の章末コラムによると、「憎めない人」、言い換えると「まわりと温かい人間関係を築いた人」でないと、一流…
僕は、行きつけの粋なお店は持っていません。親戚やお客様をおもてなしする時は、ネットで検索したりガイドブックを調べたりして、楽しくかつ悩みながらお店を選定しています。 以前、京都で接待した時は、やはりネットとガイドブックの情報を得て、南禅寺近…
スティーブン・R・コヴィーさんは、「Win-Winを考える」という習慣の必要性を述べておられます(「7つの習慣:成功には原則があった!」キングベアー出版 2009年)*1。 この習慣は、取引において交渉の両当事者に好ましい結果をもたらすことが必要だ…
小宮一慶さんは「ダブルチェック」に反対していらっしゃいます(「社長の心得」(ティスカヴァー 2014年))。 ダブルチェックは責任を分散させ、人を甘くする。甘いプロなどいない。一人で仕事をまっとうさせなければプロは育たない。 これは小宮さんの会社…
息子が新型コロナウイルスに感染しました。幸い、軽症で済みました。おかげさまで療養期間が経過して、やっと勤務先に出勤するようになりました。 療養中、感染のチェーンを断ち切るため、宿泊施設療養を希望したのですが、まったく当てになりませんでした。…