仕事力

心に響く自己啓発

フラットな目線とは?

サッカー選手の長谷部誠さんは著書「心を整える」(幻冬舎文庫 2014年)で、常に「フラットな目線」を保つべきだと述べています。

「フラットな目線」とは、「上から目線」でもなく「下から目線」でもありません。相手と対等な関係にあるコミュニケーションにおける目線です。

 

アスリートにとって自信は、自分の背中を突き動かし、高い壁を越えるエネルギーを生み出してくれます。ただし、自信を持っているからといって「上から目線」にならないよう、気をつけておられるそうです。「上から目線」というのは、相手を不快にさせるだけで、人と付き合う上で絶対にプラスにならないと述べています。

だからといって、「下から目線」もダメだと言っておられます。媚(こび)を売ったり、ゴマをすったりして気に入ってもらおうとすることは、相手に対して失礼だからです。

 

僕は、「上から目線」で話す人に時々遭遇しました。立場が上だ、知識がある、前職は職場の偉い人だなどと振りかざして偉そうに話しかける人たちです。

しかし、僕より立場が上ですが、真摯に僕の話に耳を傾け、謙虚に応対してくださった方もいらっしゃいました。僕はその方の態度を見習いたいと思っていますが、なかなか十分に真似することができません。

僕も「フラットな目線」を保つよう心がけたいです。下手に出る、謙虚な態度で臨むことが良いでしょう。そうはいっても、媚を売るようなことは必要ありません。

 

coco02hibi9.hateblo.jp