仕事力

心に響く自己啓発

向かい風とどう向き合うか?

塚本亮(つかもと りょう)さんは、高校時代偏差値30台でしたが、一念発起してケンブリッジ大学に入学卒業した方です。彼の著書「『すぐやる人』と『やれない人』の習慣」(明日香出版社 2017年)は、手元の本の奥書では「第29刷発行」と売れている著書です。

その著書の中に、「すぐやる人は抵抗を歓迎し、やれない人は外野の声につぶされる。」という習慣が述べられています。

「それは失敗するよ」と他人から聞くと、「やっぱり無理かな」と外野の否定的な声に押しつぶされることがあります。

しかし、著者は向かい風を歓迎すべきだと言っています。

飛行機が飛び立つためには抵抗が必要です。向かい風があるおかげで飛び立つことができます。あなたが批判という向かい風を感じるということは、飛び立つために必要な風が吹いているということなのです。

僕は、他人からデメリットを教えてもらい、それをいかにして克服するかが成功につながる鍵ではないかと解釈しました。

著書には書いていないことですが、向かい風が強すぎる時はどうすれば良いのでしょうか。僕は自転車でよく外出しますので、強い向かい風に遭遇することがあります。なかなか前進できません。僕は身体を前のめりにし、少しでも風の抵抗を避けようとします。

外野の意見に強い抵抗を感じた時は、「ご忠告ありがとうございます」「肝に銘じます」と返答すべきでしょう。大筋の路線に影響がない範囲で、細部の意見を採り入れて味方になってもらうということも一つの方法かとも思います。

確かに抵抗がないと飛行機は飛びません。しかし、抵抗が強すぎる時は、身をかがめ抵抗を緩めることも必要だというのが、僕の意見です。

 

coco02hibi9.hateblo.jp