仕事力

心に響く自己啓発

「80対20の法則」とは何でしょうか?

「80対20の法則」は「パレートの法則」とも呼ばれ、ヴィルフレード・パレートが、国民の所得分布が不均等なため一部の人々に富が集中していることを発見したことに由来します。

この法則は、80%対20%いう割合の問題というよりも、努力などの原因とパフォーマンスとしての結果の間には著しい不均衡が存在するということを教訓としています。

1979年、ソニー社は「ウォークマン」という音楽プレーヤーを発売しました。これは、ラジオが聞けず、スピーカーがなく、録音機能を持たない音楽プレーヤーでした。

ウィリアム・リドウェル他著「要点で学ぶ、デザインの法則150」(ピー・エヌ・エヌ新社 2015年)によると、「ウォークマン」について次のように述べられています。

ウォークマンは、人々が欲する機能のうちの重要な20%を装備していた。つまり、持ち歩けることと、カセットテープが再生できることだ。

ウォークマン」は、「80対20の法則」を物理的に具現化したものと言えます。つまり、20%の機能に集中して80%の顧客満足が得られたということです。

この「80対20の法則」に基づく思考方法は、様々な場面で応用できます。

身近なところでは、スケジュール管理や時間管理でしょう。

やるべきことに優先順位をつけ、その上位20%を処理できれば、全体の80%を処理したことと同じほどの価値があることを意味します。やっていない80%については、本当にやる必要があるのか、考え直してみる価値があります。

仕事力の向上のためには、こうした「選択と集中」が大切だと、僕は考えています。

 

coco02hibi9.hateblo.jp

 

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