仕事力

心に響く自己啓発

「未来食堂」における創意工夫とブレない軸

未来食堂の店主を務める小林せかいさんの著書「やりたいことがある人は未来食堂に来てください」(祥伝社 2017年)を拝読しました。著者は、東京工業大学理学部数学科を卒業後、IBM、クックパッドで6年半エンジニアとして勤めました。退職後、1年4か月…

未来が「過去の解釈」を変える

「子連れ狼」の漫画原作などで活躍された小池一夫さんの著書「人生の結論」(朝日新書 2018年)を拝読しました。著者はこの著書が上梓された翌年、2019年にお亡くなりになっておられます。この著書は、著者が80年以上生きてきて実感としてわかった人生…

「雑用」を「楽しい仕事」に変換する

テレビプロデューサーなどを務めておられる佐久間宣行(さくま のぶゆき)さんの著書「佐久間宣行のずるい仕事術」(ダイヤモンド社 2022年)を拝読しました。書名の「ずるい」は、決して悪い意味ではありません。僕が超訳的に解釈すると、「心にちょっとだ…

「宙わたる教室」を読んで

書名:宙(そら)わたる教室 著者:伊与原新(いよはら しん) 出版社:文藝春秋 出版年:2023年 この著書を原作としたNHKドラマの後半部分を見て、ぜひ読んでみたいと思いました。まず妻がこのドラマのとりことなり、途中から僕もはまったわけです。 東…

「同志少女よ、敵を撃て」を読んで

書名:同志少女よ、敵を撃て 著者:逢坂冬馬(あいさか とうま) 出版社:早川書房 出版年:2021年 第二次世界大戦中、ソビエト連邦では女性の狙撃兵(スナイパー)が実在したのです。 この物語は、独ソ戦でナチス・ドイツがモスクワ攻略に失敗した頃から始…

デール・カーネギーの失敗談

デール・カーネギーの著作、「人を動かす」と「道は開ける」を、僕はたまに読み返すことがあります。今般、「人を動かす」を読み返してみて、カーネギーがこんな失敗談を書いているのかと、気づきました。以前は関心がなかったのか、忘れてしまったかのどち…

「クスノキの番人」を読んで

書名:クスノキの番人 著者:東野圭吾 出版社:実業之日本社 出版年:2020年 東野圭吾さんの著書を拝読するのは、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(感想文は2024年2月13日ブログ投稿)に続き2冊目です。前回拝読した著書と同様、一文一文が比較的短くて読みやすい本…

断髪式

朝青龍関が横綱だった頃、千秋楽の夜、光栄なことに部屋のパーティに参加した思い出があります。廊下でばったり朝青龍関と出会って感激しました。まあ、「出会った」というだけのことですが。 パーティの途中、今場所をもって引退する数人の若い力士が舞台に…

剛速球とスローカーブ

40年くらい前のことですが、桂米朝一門の落語会を鑑賞しに行ったことがあります。まずはお弟子さん方の落語です。お弟子さんといってもベテランですし、噺がうまいので、楽しい時間を過ごすことができました。 最後に、米朝師匠が出演されました。演目は忘…

アゲハチョウの幼虫を育ててみたい

アゲハチョウの幼虫は、みかんやレモンなどの柑橘類の葉を好むそうです。 我が家には、盆栽程度の柚子の鉢植えがあります。アゲハチョウの親が柚子の鉢植えに飛来して、どうやら卵を生んだようです。その葉っぱを食べてアゲハチョウの幼虫が成長し、青虫にな…

人生にゴールはない

野村克也さんの著書「『問いかけ』からすべてはじまる」(詩想社新書 2020年)によりますと、プロ野球選手になった新人には2つのタイプがいるとのことです。 一つは、アマチュア時代からなんとかプロ野球選手になりたいという夢をもってきたため、プロ入り…

組織にも「慣性の法則」が働く

この間、バスに乗っていたら急ブレーキをかけられ、前のめりになってびっくりしました。前のめりになってしまうのは、理科で習った「慣性の法則」が働いているからです。 「慣性の法則」が働くのは、自然界だけではありません。 元ブリジストンCEOの荒川…

不祥事の対応はシンプルに

ブリジストンでCEOを務められた荒川詔四(あらかわ しょうし)さんの著書「臆病な経営者こそ『最強』である。」(ダイヤモンド社 2024年)を拝読しました。この著書は、若手社員時代から幾度も苦難を経験された著者の実践に基づく経営書です。 「臆病」と…

2025万博に行ってきました

2025年4月18日金曜晴天、娘一家と我が夫婦は万博に行ってきました。予約などの事前準備は娘のほうでやってもらい、みんなのおかげで人生の記念に残る一日を過ごすことができました。 大阪メトロ中央線夢洲駅に午前8時30分頃、到着。平日でもあり入…

どこかで人は見ている

野村克也さんの著書「成功する人は、『何か』持っている」(詩想社新書 2018年)を拝読しました。この著書は、野村さんの幼少期からプロ野球で活躍するまでの人生を題材にして、いかにすれば夢がかなえられるのかを語られたものです。 著書を拝読して、野村…

努力に即効性なし

野村克也さんは、プロ野球では通算4球団の監督を務められ、5度のリーグ優勝、3度の日本一にチームを導かれました。パフォーマンスが低下した選手たちが再び活躍できるように指導され、「野村再生工場」とも言われています。 野村さんの著書「『問いかけ』…

ヤマを張る

野村克也さんは、京都峰山高校から南海ホークスのテストを受け、1954年にプロ野球入団を果たされました。キャッチャーで強打者として活躍され、9度も本塁打王を獲得され、三冠王など数々の好成績を残されました。 こういう偉大な選手ですが、野村さんの…

お金持ちになれる妙薬

井原西鶴著「日本永代蔵」(堀切実:訳注 角川ソフィア文庫 2009年)を拝読しました。この本には、日本各地の商人のエピソードが散りばめられています。なかでも、お金持ちになれる妙薬の話が教訓となりました。 ある貧しい男が裕福な暮らしをしている人から…

学生の勉強と社会人の勉強は違う

社会人になっても、余暇に飲み会やスポーツなどを楽しむだけでなく、自分の成長のために勉強は欠かせないものだと思っています。勉強は学生時代で終わりではありません。一生涯、勉強を続けることが大切です。 しかし、学生時代の勉強と社会人になってからの…

安易に相手の非を責めてはいけない

前回の記事に引き続き、クレーム対応の話です。まず、僕が若い頃のエピソードを二つ紹介します。 だいぶ前のことですので、CDではなくカセットテープの時代です。 家電量販店でカセットレコーダーを購入しました。しばらく使っていると、カセットテープを…

「D言葉」に注意しよう

2023年12月19日、東京都では「カスタマー・ハラスメントの防止に関する指針(ガイドライン)」が制定されました。また、民間企業においてもカスハラ対策を進める所が増えています。カスハラ対策とクレーム対応は表裏一体です。 クレーム対応専門家の…

人の強みを活かす

第96回アカデミー賞視覚効果賞は、映画「ゴジラ-1.0」が受賞しました。日本のみならずアジア初の快挙です。 2025年2月1日(土)に放送されたNHK「新プロジェクトX」は、その「ゴジラ-1.0」のVFXの制作現場に焦点を当てたものでした。…

休日は多いほうがよいのか

2025年の祝日数(振替休日を除く。以下同じ)をカウントすると、16日になります。ちなみに2026年は、9月に「国民の休日」が加わり17日となります。日本の祝日数はG7で最多です。祝日数は年間休日数の増加に寄与していると言えましょう。 土日…

職業の多毛作化

ちきりん著「未来の働き方を考えよう」(文藝春秋 2013年)および柳川範之著「40歳からの会社に頼らない働き方」(ちくま新書 2013年)を拝読しました。世の中の状況が変わってきたので、お二人とも40歳代で仕事を変えたらどうかとおっしゃっています。 …

「世界を歩いて考えよう」を読んで

書名:社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう! 著者:ちきりん 出版社:大和書房 だいわ文庫 出版年:2014年 著者のちきりん女史は有名なブロガーです。ブログを始めるとき色々検討したのですが、著者がはてなブログを使っておられるので、僕もマネをしたと…

コミュニケーションの決まり文句

多少の違いはありますが、接客の7大用語といわれるものがあります。 「いらっしゃいませ」 「少々お待ちくださいませ」 「かしこまりました」 「お待たせいたしました」 「申し訳ございません」 「恐れ入ります」 「ありがとうございました」 お客さん相手…

優秀な「凡人」になる

コピーライターの川上徹也さんの著書「仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ」(ポプラ社 2020年)を拝読しました。主人公は、出版取次会社に新卒入社した営業担当の女性です。 物語ですが、兵庫県尼崎市に実在した「小林書店」(店主:小林由…

発想を転換する

マーケターの竹内唯通(たけうち ただみち)さんの著書「不良在庫は宝の山」(マイナビ新書 2015年)を拝読しました。この著書では、商品の不良在庫をマーケティング手法を用いてヒット商品という宝の山に変貌させた事例を平易に解説されています。 ここでは…

ポジティブに反省する

「一日一止(いちにちいっし)」という言葉があります。これは、一日に一回は立ち止まって自分を省みるという意味です。「一止」の文字に注目してください。「止」の上に「一」を乗せると、「正」という文字なります。一日に「一回、止まること」は正しいこ…

「M-1はじめました。」を読んで

書名:M-1はじめました。 著者:谷良一(たに りょういち) 出版社:東洋経済新報社 出版年:2023年 2001年のクリスマスの日(12月25日)、第1回M-1グランプリ決勝戦の生放送が行われました。この大イベントを企画し段取りし実現した中心人物…