仕事力

心に響く自己啓発

剛速球とスローカーブ

40年くらい前のことですが、桂米朝一門の落語会を鑑賞しに行ったことがあります。まずはお弟子さん方の落語です。お弟子さんといってもベテランですし、噺がうまいので、楽しい時間を過ごすことができました。 最後に、米朝師匠が出演されました。演目は忘…

アゲハチョウの幼虫を育ててみたい

アゲハチョウの幼虫は、みかんやレモンなどの柑橘類の葉を好むそうです。 我が家には、盆栽程度の柚子の鉢植えがあります。アゲハチョウの親が柚子の鉢植えに飛来して、どうやら卵を生んだようです。その葉っぱを食べてアゲハチョウの幼虫が成長し、青虫にな…

人生にゴールはない

野村克也さんの著書「『問いかけ』からすべてはじまる」(詩想社新書 2020年)によりますと、プロ野球選手になった新人には2つのタイプがいるとのことです。 一つは、アマチュア時代からなんとかプロ野球選手になりたいという夢をもってきたため、プロ入り…

組織にも「慣性の法則」が働く

この間、バスに乗っていたら急ブレーキをかけられ、前のめりになってびっくりしました。前のめりになってしまうのは、理科で習った「慣性の法則」が働いているからです。 「慣性の法則」が働くのは、自然界だけではありません。 元ブリジストンCEOの荒川…

不祥事の対応はシンプルに

ブリジストンでCEOを務められた荒川詔四(あらかわ しょうし)さんの著書「臆病な経営者こそ『最強』である。」(ダイヤモンド社 2024年)を拝読しました。この著書は、若手社員時代から幾度も苦難を経験された著者の実践に基づく経営書です。 「臆病」と…

2025万博に行ってきました

2025年4月18日金曜晴天、娘一家と我が夫婦は万博に行ってきました。予約などの事前準備は娘のほうでやってもらい、みんなのおかげで人生の記念に残る一日を過ごすことができました。 大阪メトロ中央線夢洲駅に午前8時30分頃、到着。平日でもあり入…

どこかで人は見ている

野村克也さんの著書「成功する人は、『何か』持っている」(詩想社新書 2018年)を拝読しました。この著書は、野村さんの幼少期からプロ野球で活躍するまでの人生を題材にして、いかにすれば夢がかなえられるのかを語られたものです。 著書を拝読して、野村…

努力に即効性なし

野村克也さんは、プロ野球では通算4球団の監督を務められ、5度のリーグ優勝、3度の日本一にチームを導かれました。パフォーマンスが低下した選手たちが再び活躍できるように指導され、「野村再生工場」とも言われています。 野村さんの著書「『問いかけ』…

ヤマを張る

野村克也さんは、京都峰山高校から南海ホークスのテストを受け、1954年にプロ野球入団を果たされました。キャッチャーで強打者として活躍され、9度も本塁打王を獲得され、三冠王など数々の好成績を残されました。 こういう偉大な選手ですが、野村さんの…

お金持ちになれる妙薬

井原西鶴著「日本永代蔵」(堀切実:訳注 角川ソフィア文庫 2009年)を拝読しました。この本には、日本各地の商人のエピソードが散りばめられています。なかでも、お金持ちになれる妙薬の話が教訓となりました。 ある貧しい男が裕福な暮らしをしている人から…

学生の勉強と社会人の勉強は違う

社会人になっても、余暇に飲み会やスポーツなどを楽しむだけでなく、自分の成長のために勉強は欠かせないものだと思っています。勉強は学生時代で終わりではありません。一生涯、勉強を続けることが大切です。 しかし、学生時代の勉強と社会人になってからの…

安易に相手の非を責めてはいけない

前回の記事に引き続き、クレーム対応の話です。まず、僕が若い頃のエピソードを二つ紹介します。 だいぶ前のことですので、CDではなくカセットテープの時代です。 家電量販店でカセットレコーダーを購入しました。しばらく使っていると、カセットテープを…

「D言葉」に注意しよう

2023年12月19日、東京都では「カスタマー・ハラスメントの防止に関する指針(ガイドライン)」が制定されました。また、民間企業においてもカスハラ対策を進める所が増えています。カスハラ対策とクレーム対応は表裏一体です。 クレーム対応専門家の…

人の強みを活かす

第96回アカデミー賞視覚効果賞は、映画「ゴジラ-1.0」が受賞しました。日本のみならずアジア初の快挙です。 2025年2月1日(土)に放送されたNHK「新プロジェクトX」は、その「ゴジラ-1.0」のVFXの制作現場に焦点を当てたものでした。…

休日は多いほうがよいのか

2025年の祝日数(振替休日を除く。以下同じ)をカウントすると、16日になります。ちなみに2026年は、9月に「国民の休日」が加わり17日となります。日本の祝日数はG7で最多です。祝日数は年間休日数の増加に寄与していると言えましょう。 土日…

職業の多毛作化

ちきりん著「未来の働き方を考えよう」(文藝春秋 2013年)および柳川範之著「40歳からの会社に頼らない働き方」(ちくま新書 2013年)を拝読しました。世の中の状況が変わってきたので、お二人とも40歳代で仕事を変えたらどうかとおっしゃっています。 …

「世界を歩いて考えよう」を読んで

書名:社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう! 著者:ちきりん 出版社:大和書房 だいわ文庫 出版年:2014年 著者のちきりん女史は有名なブロガーです。ブログを始めるとき色々検討したのですが、著者がはてなブログを使っておられるので、僕もマネをしたと…

コミュニケーションの決まり文句

多少の違いはありますが、接客の7大用語といわれるものがあります。 「いらっしゃいませ」 「少々お待ちくださいませ」 「かしこまりました」 「お待たせいたしました」 「申し訳ございません」 「恐れ入ります」 「ありがとうございました」 お客さん相手…

優秀な「凡人」になる

コピーライターの川上徹也さんの著書「仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ」(ポプラ社 2020年)を拝読しました。主人公は、出版取次会社に新卒入社した営業担当の女性です。 物語ですが、兵庫県尼崎市に実在した「小林書店」(店主:小林由…

発想を転換する

マーケターの竹内唯通(たけうち ただみち)さんの著書「不良在庫は宝の山」(マイナビ新書 2015年)を拝読しました。この著書では、商品の不良在庫をマーケティング手法を用いてヒット商品という宝の山に変貌させた事例を平易に解説されています。 ここでは…

ポジティブに反省する

「一日一止(いちにちいっし)」という言葉があります。これは、一日に一回は立ち止まって自分を省みるという意味です。「一止」の文字に注目してください。「止」の上に「一」を乗せると、「正」という文字なります。一日に「一回、止まること」は正しいこ…

「M-1はじめました。」を読んで

書名:M-1はじめました。 著者:谷良一(たに りょういち) 出版社:東洋経済新報社 出版年:2023年 2001年のクリスマスの日(12月25日)、第1回M-1グランプリ決勝戦の生放送が行われました。この大イベントを企画し段取りし実現した中心人物…

非効率が感動をもたらす

「人は話し方が9割」で有名な永松茂久さんの著書「喜ばれる人になりなさい」(すばる舎 2021年)を拝読しました。この著書は、ご家族やお仲間とともに、実業家として歩まれた道筋を記された自叙伝です。ビジネスや人生に関する教訓が盛り沢山です。 著者は…

失敗を糧にする

吉野家元会長の阿部修仁(あべ しゅうじ)さんと経済学者の伊藤元重さんとの対談が記された「吉野家の経済学」(日経ビジネス人文庫 2002年)を拝読しました。 もともと個人商店であった吉野家は、「うまい、安い、早い」を店の特徴にして、全国に200店舗…

「鹿男あをによし」を読んで

書名:鹿男(しかおとこ)あをによし 著者:万城目学(まきめ まなぶ) 出版社:幻冬舎文庫 出版年:2010年 主人公は、東京の大学院研究室に所属する男性研究員です。ちょっとしたトラブルを起こしたこともあり、気分転換のため奈良の女子高の理科教師をやっ…

自然にやる気を起こすには

やる気が起こらなくて、仕事や自己啓発が進まないといったことはないでしょうか。 心理学や哲学で有名なウィリアム・ジェイムズさんの言葉は、やる気を引き出すヒントになります。著書「ウィリアム・ジェイムズ著作集・1 心理学について」(日本教文社 1960…

「割れた窓」を放置しない

「壊れ窓理論の経営学」(マイケル・レヴィン著 光文社 2006年)を拝読しました。壊れ窓理論は「割れ窓理論」とも翻訳されます。割れた1枚の窓が修理されずに放置されていたら、誰も注意を払っていないとみなされ、建物の残りの窓も近々に割られてしまうと…

「三つの鏡」を持つことが望ましい

湯浅邦弘著「貞観政要(じょうがんせいよう)」(角川ソフィア文庫 2017年)および出口治明著「座右の書『貞観政要』」(KADOKAWA 2017年)を拝読しました。貞観政要は、唐の第2代皇帝、太宗(たいそう)の言行録です。 太宗は三つの鏡を持って善政…

お客さんの反応を見逃さない

工学博士の畑村洋太郎さんの著書「失敗学の法則」(文春文庫 2005年)を拝読しました。 業績が思わしくなくて悩んでいるビジネスパーソンは、うまいラーメン店の店主を見習うべきだと述べられています。 東京のとあるラーメン店は、平日でも行列ができていま…

GDPは「豊かさ」のすべてではない

GDPの伸び率や国民一人当たりGDPのニュースに接して、一喜一憂することがあると思います。元金融トレーダーの田内学さんの著書「お金のむこうに人がいる」(ダイヤモンド社 2021年)を拝読して、GDPが「豊かさ」の経済指標として万能ではないことを…